DC Boogie Frank Zappa(フランクザッパ)

DC Boogie
Frank Zappa(フランクザッパ)
アルバム「Imaginary Diseases」に収録


曲の途中でしゃべってるの、なんて言ってるんだろう〜〜!?きになる・・

 

3日坊主にならずにすんだこのブログの4人目は
あのフランクザッパです。

きっとほとんどの人が名前を知っているはず。

 

このブログを始めるに当たってきっかけになったことが、
私はこういう超有名人の音楽をほとんどきいたことがない・・ということでした。

 

恥ずかしながら、本当に恥ずかしながら、
初めてちゃんと聞いたのが数年前の話。

それでも会話の中で彼の話が出てきたとき、「あんまり知らない」ってことを隠すように、
それとなく濁してました。いつも穴があったら入りたい気持ちで・・・。

 

そんな話はどうでもいいのですが、
レビューって、書く人がどういう人でどういう目線で書いてるかで
わりと印象変わるんじゃないかなと思い、一応補足情報として書いておきました。

 

で、ザッパの話に戻りますが、(詳しくないけど敬意を払ってこう呼びたい)
初めて聴くまでは、ザッパの曲って、本人の名前のイメージで
勝手にローリングストーンズみたいな音楽作る人なんだろうなって思ってました。
(ああ恥ずかしい。)

 

歌ものの曲もありますが、
あくまで前衛ロックなんですね。

今回取り上げたDC Boogieも、1曲が13分強と長くて
エレクトリカルなサウンド満載。

曲の中で、音の変化がたくさんあって、その変化のタイミングとか気持ちよくて、
瞬間瞬間が全部かっこいい。
歪んだ音もすごく好きだし、リフがどれもかっこよくて、
バリエーションの多さにもびっくりしました。

 

こんな曲作ってたのか・・・!
全然知らなかったし、最初のイメージと違うけど、
めちゃくちゃかっこいい・・・・!!

 

改めて持ったザッパの印象です。

これは1曲のレビューじゃなくて、アルバム通してちゃんと聞き直してレビューし直した方がいいなって思っています。

 

なので今回は彼についての基礎知識を少し増やす感じで調べてみたいと思います。

 

まず、彼の活動記録は本当に多くて
1993年に52歳でなくなってしまうのですが、
彼の没後も、未発表だった曲が家族や関係者の手によって発表されています。
どうやらDC Boogieもそのうちの一つだそうで
この曲が収録されているアルバム「Imaginary Diseases」も、2006年発表のものでした。(調べ方が足りなくて間違ってたらごめんなさい)

ってことは、一般には2006年までこの曲はライブに行った人しか聞いたことなかったってことなんでしょうか?

他の知識が浅い分、予測が立てられないのですが、
そうだったらすごいことですね・・・。

今は当たり前にcdがあって音楽配信もネットでできるので、
存在するけど、あるいは情報はあるけど、一般にはだれも聞いたことがないものがあるってことをつい忘れそうになります。

「ネットで調べたらだいたいきける」というわけでもない。

でもそれって尊いことのような気がします。

 

以下、wikiよりかいつまんで
キリスト教原理主義
・旺盛な音楽活動、60枚以上のアルバム
・バンド形態もいろいろ
・独特なフレージングやスケールを多用するスタイル
・最初は12歳でドラムをはじめ、17歳でギターに
・高校卒業後いくつかの会社勤めをしながら地元サン・バナディーノのクラブ出演でキャリアを積む
(こんなすごい人も、下積みってあったんですね。勝手に神格化してはいけないなと思いました)

 

興味深いエピソード(wikiより)

やっぱりこういう念のこもった楽器って、しかるべき場所しかるべき人にわたるんですね。

 

歴史がすごいので、
ザ・マザーズ・オブ・インヴェンションから始まるバンド活動についてはまた別の機会に調べ直そうと思います。
もうすでに今の情報でお腹いっぱいです。すごすぎる。関わったミュージシャンも多すぎる。

 

ビートルズのポールも『Freak Out!』というアルバムに影響を受けたそうで、
ビートルズの、あの、かっこいいだけどなんか癖のある感じはなるほど・・!!って思います。
そこでその音出す!?その音なんで使おうと思った!?でもめっちゃくちゃかっこいい・・。
こんなの思いつかないよ・・みたいな。

 

今回記事を書くに当たって、こちらのブログを拝見しました。
フランク・ザッパのギターに悩む - タロウ助教授GTの研究室

DC Boogieのなかで、突然1音だけ「プー!」って鳴ってるの、気になってたんですけど、
これもやはり演出じゃなくてミスっただけなんでしょうね・・
全然気にしてないのが聞いてるだけでわかるけど・・。
こちらを読んで、
「うまくいかなくても深刻になる必要なし」って気持ちになれた
って書かれてて、私もなんだか勇気をもらった気がしました。
面白いので、上の記事もぜひ読んでみてください。

 

ザッパの最初のアルバムは
Freak Out!』か『Shut Up 'N Play Yer Guitar』を聞いてみようかな。